松枯れの原因
松の幹には仮導管(細い管)がたくさんあり,この仮導管は根から水を吸い上げ,そして葉に水を送ります。松の中にマツノザイセンチュウ(線虫)が増加するとこの仮導管が詰まり、そのため葉に水が供給されず水不足となり松の葉が急に赤くなり、枯れてしまいます。これが松枯れの原因です。
このマツノザイセンチュウ(線虫)はアメリカから来た線虫で、マツノザイセンチュウ自身では木から木へと移動ができず、そのためマツノマダラカマキリ(カミキリムシ)の体内に入り移動します。このマツノマダラカマキリ(カミキリムシ)は5月~7月の期間に成虫して健全なマツの枝の樹皮を食べ木から木へと移動します。このとき体内に寄生していたマツノザイセンチュウがマツ樹体内に移行します。
そのためマツノマダラカマキリ(カミキリムシ)が移動する前に対策が必要となります。
*松枯れになる前に専門業者へ依頼することをお勧めします。
*弊社では樹木医・松保護士など専門知識から診断、対応します。
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