巨樹・古木保存 (桜 治 療)
樹木医は、大地に根ざした樹木を診断する仕事です。 むやみに伐採や除去するのではなく、私達の健康診断と同じように樹木達にも健康に生きていく為には専門医の健康診断が必要です。 その専門医が樹木医です。 普段の街中の街路樹や庭木、長年培った経験を基に名木・巨樹などを樹木医が診断し、診断結果に基づき樹勢回復や危険木除去などを実施します。 さらに私達樹木医は樹木の病気予防や後継樹の育成、そして里山の管理など自然豊かに育んだ故郷の樹木や自然の保護・保全・育成にも樹木医は携わっております。
松保護士とは、全国に流行して松を枯らしているマツ材線虫病について幅広い知識を持ち、被害現場に適した防除対策を考え、実際に作業指導を行う専門家です。ただし、松保護士の仕事はマツ材線虫病から松を守ることだけではありません。私たちの生活と松との関わりなどを幅広く伝えていく役割も期待されています。
平成22年4月1日現在、全国で349名(男性338名、女性11名)の松保護士の皆様が、地域で愛されてきた松原や老松を守るとともに、松についての様々な知識の普及のために日々活躍されています。